かつて夢を語ったプロレスラー

私が、若い頃、夢中になってみていた新日本プロレス闘魂三銃士や馳健コンビが活躍していた時代。子供が生まれてずいぶん離れてしまっていたけれど、棚橋さんをテレビで見かけて、軽く見始めたのは、一年前ぐらいだったかな。

そこで見かけた不敵な顔付きをし、一人で闘う男に目を奪われた。たった一人で。解説者にはやさぐれてだの、何がしたいのかわからないだの、きたないだの言われて。

でも、その顔付きは、いわゆるヤクザな感じでもなく、軽さやいかがわしさなどは、どこにも感じない。むしろ、凛々しく研ぎ澄まされて見えたましたね。

メキシコから帰ってきて変わったとか解説者が言っていたので、即、ワールドへ加入しましたよ。この内藤哲也という男は何なのか、それが知りたくて。

 

まずは、過去の動画を見る。正直驚いた。

そこには、まっすぐ夢を語る正統派な男がいたから。正直、なんだよ、これは。と思いましたね。そこから、過去に遡っていろいろ見まくりました。私は、かなりしつこい方なので。

自分のなかでそれなりの結論が欲しいし、それには判断材料が必要ですし。

ワールドに載っている動画や過去の内藤さんのブログやyoutubeなんかもね、くまなく見ました。ブーイングについてもまぁだいたい把握。

それでも、その時勢での状況は、わからないから何とも言えないけどね。でも、ブーイングについては、まだまだ理解不能だから考え中。

関西人特有の何とかだと思ってるけど。

けど、今、歳をとった私が、遡って見た当時の内藤さんは、稀少な熱い若者だったんだなってこと。だってある程度、大人になったら、誰も彼も夢なんて語らない、いや語れないでしょう。それをあんな風にまっすぐ語っていた内藤さんは、夢を見続けられた少年で。それは、とっても特別で、その意志を持つ心は、硬くて綺麗な石なんだと思う。

そして、メキシコから帰った内藤さんは、制御不能な男として、歩きはじめ。そしてまたもや、ブーイングも浴び、最後のマイクでは、せせら笑いの声まで聞こえてくるなか、頑張ってたね。でも、その一人で闘う姿に、覚悟がしっかり見えて、観客は、自覚症状があろうと無かろうと、内心、圧倒されただろうし魅了されていったんだろうと思う。夢を語れる程の強い心を持った男の覚悟が、どれほどのものか。その強さの引力に引き寄せられるのは、至極当たり前のことなのだと思う。

そんな折、内藤さんの10周年記念DVDが出ると知り、速攻、予約しました。

それが先日届き、じっくり拝見しました。

そんなにボキャブラリーが豊富な方ではないけれど、誠実に正直に真面目に語る姿に、ますますハマりましたね。ご本人も、自分の根本は変わってないですよ、と言っていますが、確かにキャラ変しても、辻褄が合わないところもなく、この方はその時その時の自分ときちんと向き合いながら、生きてきたんだなぁって感じましたね。だからこそ、もしかしたら悩みの淵にはまってしまっていったのかもしれないけれど、もう十分苦しんだのだから、あとはこの波に乗って思うがまま好きな方へ進んで行ってほしいですね。今が一番、充実してるという内藤さんは、なんだかどんどんかっこ良くなっちゃって、見る度にうわっって、なんかアイドル枠になってきちゃいましたね。不思議なもので。

 

今日はここまで。。。